コンバージョン数（CV数）とは、商品やサービスの広告をクリックしたユーザーが、購入や申し込み（コンバージョン）に至った回数のことです。 アフィリエイトでは、「発生件数（商品やサービスが申し込まれた時に計上された件数）」「確定件数（広告主の確認を経て、申し込みが間違いないことを承認された件数）」とも言います。
コンバージョン数（CV数）は、サイト収益に直結するため、アフィリエイトではこの回数を伸ばすことが重要です。
コンバージョン数（CV数）の計算式とは？
コンバージョン数（CV数）は下記の数式で成り立っています。
CV数＝PV数（ページビュー数）×CTR（クリック率）×CVR（コンバージョン率）
アフィリエイト収益を増やす手法を考えるために必要なので、理解しておきましょう。記事が表示された回数に対して、広告がクリックされた回数を割ったもの、広告がクリック流入に至る確率が「クリック率（％）＝広告のクリック回数／PV数」です。PVとCTRを掛けることで広告をクリックされた回数が算出できます。 広告主のLPに何回ユーザーを流入させるかが分かります。
クリック流入数に対し、どの程度の割合で広告が成約に至るのかを表した値が「コンバージョン率（％）＝広告の成約数／広告のクリック回数」です。 広告のクリック回数にコンバージョン率を掛けることでコンバージョン数、つまり発生件数を割り出すことができます。
※各アフィリエイト案件には、承認率（確定件数／発生件数）という概念があります。実際、収益は「アフィリエイト単価×コンバージョン数×承認率」で算出できます。
アフィリエイト商材の選び方のポイント？ - SEOを気にするサイト
コンバージョン数の計算式で数値を出す
コンバージョン数の式に数値をあてはめてみます。アフィリエイト広告におけるCTRの平均値を約1%、CVRの平均値を約3%とします。 この場合は、1件のコンバージョンを獲得するのに必要なPVを算出します。
3300PV×CTR1%×CVR3%=CV数1
1件の成果を獲得するためには「約3300PVが最低でも必要」ということになります。 例えば、300PV/月の記事があったとすると、1ヵ月では成果を得ることは難しいでしょう。1件の成果を獲得するためには、最大11ヵ月かかります。
コンバージョン数を獲得するには、ブログのPV数を増やすかCTRを上げる必要があります。CVRは広告主のLPに遷移してからのことなので、ブログ運営者にはどうすることもできません。
このように、コンバージョンの数式を理解し、実際の数値をあてはめていくことで、どの部分が不足しているか具体的に分かります。 今後の改善のために、数値を定期的に確認するようにしましょう。
