外部エラーの原因と発見方法

外部サイトへのリンク切れ対応

外部エラーについては、外部サイトのエラーそのものの修正は、サイトの所有権がないので、できませんが、外部サイトへ張っているリンクを変更もしくは削除します。

外部サイトへのリンク切れは、リンクチェックツールである「W3Cリンクチェッカー」(https://validator.w3.org/checklink)を利用することができます。 指定URLだけでなく、そこからのリンク先ページに張られている他のリンクを入れて、深い階層までサイトないのリンクを確認できます。

大規模なWEBサイトの場合、全リンクを辿って確認するには時間がかかります。スタートURLをトップディレクトリだけではなく、下位のディレクトリも入力して、リンクチェックを並行して実行することでチェックする時間を短くできます。

リンク切れへの対応方法

リンク切れチェックツールでは、外部サイトだけでなく内部エラーも確認できます。内部エラーはSearch Consoleで確認できますが、リンク切れチェックツールでエラーを発見したときも同様に対応しましょう。

外部リンクへのリンク切れがある場合

リンク切れチェックツールで、外部サイトへのリンク切れを発見した場合は、対応しましょう。

  • 参照すべき外部ページがある場合、そちらへリンクを変更する
  • 参照すべき外部ページがない場合、リンク自体を削除する

元々リンクしていた外部サイトと類似する内容の別のコンテンツがあれば、そちらへリンクを変更します。元々リンク指定た外部サイトに相当する別のコンテンツがない場合、ユーザーに分かりやすいように、自身のサイト内にコンテンツを追加するなどの対応を行い、リンクを削除しましょう。

自サイト内のページへのリンク切れがある場合

  • そもそも機材URLが間違っていた場合、URLを修正する
  • リンク先ページにエラーが生じている場合、エラーを修正する

リンク切れチェックツールの実行タイミング

リンク切れチェックツールを実行するタイミングは、目安にしましょう。

  • 週や月に1回など定期的なタイミング
  • WEBサイトの機能変更などをリリースしたタイミング
  • 新規コンテンツの追加などをリリースしたタイミング
  • サイト負荷の低い時間帯、またエンジニアがサーバ負荷をモニタリングできる時間帯

リンク切れチェックツールは、リンク切れを確認するため、Googlebotと同じで、各ページのリンクを一斉にクロールします。 サーバーへの負荷が一時的に高まります。サーバーのスペックが低い場合は、サイトが落ちる可能性があるので確認しましょう。

リンク切れチェックツールのご紹介

W3Cリンクチェッカー」の他にもチェックツールがあります。

サービス名 利用料 動作環境 確認可能項目
W3Cリンクチェッカー 無料 WEB上 リンクエラー
Website Explorer 無料 PCインストール リンクエラー
コンテンツファインダー 有料(5万円〜) WEB上 title/description重複
h1重複
最終更新日時など

SEOではエラーに対して適切に対応することも必要な作業です。 エラーチェックは定期的に実施することをオススメします。また、エラーは意図しないタイミングで発生する可能性があるため、一度確認したからといって安心せずに、エラーが発生していないかを確認することが重要です。