「1URL1コンテンツの原則」が遵守されていないケースとして、「同一URLに異なるコンテンツが表示される」があります。
同一URLに異なるコンテンツが表示される場合
同一のURLで異なるコンテンツが表示される場合は、検索結果ページで発生します。
同一URLに異なるコンテンツが表示される悪い例
例:ファッションサイトの検索結果のシチュエーションを想定してみます。 「Tシャツ」「パーカー」「ニット」それぞれの検索結果ページが異なる内容なのに、遷移先のURLが同一のURLになることがある。
検索条件 | コンテンツ | URL |
---|---|---|
Tシャツ | Tシャツの商品一覧 | h××ps://example.com/search.php |
パーカー | パーカーの商品一覧 | h××ps://example.com/search.php |
ニット | ニットの商品一覧 | h××ps://example.com/search.php |
URLに検索条件を表すパラメータが含まれず、ユーザーには見えない状態であkんりされている。 そのため、ユーザーがこのURLをブラウザに直接入力しても、意図するページは表示されることはありません。 ユーザーだけでなく検索エンジンも同様にページの内容を把握することができないので、適切な評価をすることができません。
同一URLに異なるコンテンツが表示される解決策
ページ内容の異なる検索結果ページに、それぞれ異なるURLを設定します。 「パラメータなしの静的URL」「パラメータありの動的URL」のどちらでも、検索エンジンは異なるURLとして処理してくれます。 結果、各検索結果ページは異なるページとして評価されます。
検索条件 | 静的URL | 動的URL |
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Tシャツ | h××ps://example.com/t-shirt/ | h××ps://example.com/search.php?category=t-shirt |
パーカー | h××ps://example.com/parka/ | h××ps://example.com/search.php?category=parka |
ニット | h××ps://example.com/knit/ | h××ps://example.com/search.php?category=knit |
まとめ
「同一URLに異なるコンテンツが表示されているケース」では、各コンテンツに異なるURLを設定することで、SEOの観点で評価されるURLへと改善できます。 静的URLと動的URLの選択は、SEO的には静的URLの方が好ましいでしょう。