ページネーション対応で気をつけること

 

ページネーションとは、商品一覧ページなどを表示するリスト数が多い場合、1ページ目、2ページ目とページを分割することを指します。 ページネーションを設置した際は、4つの事項に注意して確認しましょう。

  • URLの管理方法
  • rel=”prev”/rel=”next”の設置
  • title/descriptionのユニーク化
  • Search Consoleでのパラメータ設定

URLの管理方法

URLの管理方法は下記のように管理することができます。

  1. 同一URL階層にパラメータを付与した異なるURLで管理
  2. 異なるURL階層で管理
  3. 全ページを同一URLで表示し、ユーザーには見えないシステム側で管理

rel=”prev”/rel=”next”の設定

検索エンジンは、ページネーションで分割されたページも「異なるURL=異なるコンテンツ」として処理します。しかし、各ページは元は1つのコンテンツであるため、検索結果には「1ページ目」が表示される方がユーザーフレンドリーな場合があります。

そのため、検索エンジンにページの前後関係を伝えることが必要です。ページの前後関係を伝える「rel=”prev”」と「rel=”next”」を、各ページのhead要素内に記載します。

rel=”prev”/rel=”next”の記載には、3点注意する箇所があります。

  • 1ページ目には、rel=”next”のみを記載します。前にページがないためrel=”prev”は不要です。
  • 2ページ目から、最後から2番目のページまでは、rel=”prev”/rel=”next”の両方を記載します。
  • 最後のページには、rel=”prev”だけを記載します。次ページがないためrel=”next”は不要です。

title/descriptionのユニーク化

ページネーション設置の際は、コンテンツを分割した複数のページが作成されます。その際もtitle/descriptionのユニーク化が必要です。 不適切な例として、全ページでtitle/descriptionが同一になっている場合があります。

Search Consoleでのパラメータ設定

パラメータでページ番号を管理している場合、Search Consoleでパラメータが問題なく登録されていることも確認しましょう。