ネットワーク処理の基本を紹介します。ネットワーク処理に要する時間は、3つの項目があります。
- 通信量
- 通信回数
- 通信距離
通信量
例でいうと、メールで画像など大きなファイルを添付して送信すると、送信に時間がかかるように、ファイルのサイズが大きいと、そのファイルサイズに応じて、送信に時間がかかります。
通信回数
ファイルのリクエストは、基本的に1回ずつ順番にする必要がある。リクエストが処理されるまで、次のリクエストを送信できません。ファイルのリクエスト回数が増加すると、処理が滞り時間が掛かります。 通信プロトコルの発展に伴い、リクエスト回数でのネットワーク処理の遅延がかなり軽減されます。
通信距離
データは、ルーターと呼ばれる通信中継機器を介して送られます。ルーターを軽有する数をHOP数と呼び、アクセス元から目的地まで何HOPで到達するかが、アクセス速度に比例します。 加えて、ルーター間の帯域幅(回線速度)も影響します。 ネットワーク的な通信距離は、HOP数とルーター間の帯域幅の2つを掛け合わせて決まります。