検索ボリュームの大きなキーワードを狙って書いても、競合が多いキーワードである場合、検索結果の1ページ目に表示されることは難しいです。 反対に、検索ニーズのないキーワードを狙うと、まとまった検索流入が見込めません。狙い目のキーワードを選定する際に大切なのは、キーワードの種類です。
キーワードは3種類
キーワードは検索ボリュームの大きさで種類が分かれます。 「ビックキーワード」「ミドルキーワード」「スモールキーワード（ロングテールキーワード）」の3種類です。各キーワードの月間検索ボリュームに関して明確な基準が定められているわけではありませんが、目安があります。
| キーワードの種類 | 月間検索回数 （月間検索ボリューム） |
難易度 | キーワード例 |
|---|---|---|---|
| ビッグキーワード | 10000回〜 | 高 | アフィリエイト |
| ミドルキーワード | 1000〜10000回 | 中 | アフィリエイト おすすめ |
| ロングテールキーワード | 〜1000回 | 低 | アフィリエイト ブログ 初心者 おすすめ |
キーワード例のように、ビッグキーワードは1語、ミドルキーワードは2語、ロングテールキーワードは3〜4語であることが多いです。キーワードのジャンルによっては、2語であっても検索ボリュームが大きく、ビッグキーワードに該当することがあります。
最初はロングテールワードを狙う理由
ビッグワードを狙ったブログが検索上位に入るのが困難な理由は、ただ競合サイトが多いからだけではありません。ビッグワードには、検索意図が複合的であるため、検索意図にピッタリと合わせてコンテンツを書くことが難しいからです。
ブログの見出しとその内容でビッグワードに関するミドルワード、あるいはロングテールワードの検索意図を満たしつつ、より詳しく掘り下げる内容があれば、別のページに当たるクラスターコンテンツを作成する必要があります。 1ページだけでビッグワードを狙うことは難しいです。
ロングテールワードの戦略
ロングテールワードは検索意図が明確で分かりやすいため、検索意図を満たすコンテンツを作成することは、「ビックキーワード」「ミドルキーワード」と比較すると簡単です。ユーザーのニーズや課題が具体的になっているため、それが商品・サービスの購入を検討する時のクエリである場合、購入へのコンバージョン率は高くなります。
ロングテールキーワードは、ジャンルによっては膨大なキーワード数があります。 細かいキーワードであるほど競合サイトの数は少なくなります。その結果、上位表示の難易度が低くなります。
WEBサイト運営の初期段階は、ロングテールキーワードを狙ってコンテンツ作成しましょう。ユーザーの小さな検索意図を満たしていき、その集合体として関連する「ビックキーワード」「ミドルキーワード」を狙ったコンテンツを作成していくと、WEBサイトは正常に成長していきます。
