Instagramの運用効果を測るためには、目的に応じた目標を設定することが重要です。SNSなどと比較すると取得できるデータはそれほど多くはありませんが、指標の意味さえ把握してしまえば、目標を立てやすいSNSです。
フォロワーを獲得する
Instagramでは投稿を複数のユーザーとシェアすることができません。このため「フォロワーの数」がそのまま「ユーザーへの最大リーチ数」となるため、Instagramを運用する上でフォロワーを増加することは、他のSNSと比較して重要な目標となります。
Instagramでは高品質なコンテンツを投稿し続けていても、他のユーザーが勝手に拡散して、フォロワーが自然に増加するサイクルがあまり期待できません。そのため、より直接的にフォロワーを増加する施策を具体的に計画して行く必要があります。
Instagramでフォロワーを獲得する方法
よく見られる方法としては、Instagram以外のキャンペーンを活用したフォロワーの獲得です。前提としてユーザーが参加したくなるようなメリットを提示しておく必要があります。 キャンペーンの参加条件に「自社アカウントをフォローすること」を含めることで、直接フォロワーを獲得することが期待できます。 キャンペーンの参加条件に「指定したハッシュタグをつけてInstagramで投稿すること」も含めておくとハッシュタグを利用して、他のユーザーにキャンペーンの存在を認知してもらえる可能性が高まります。 ハッシュタグを設置する目安としては、1投稿につき10個以上にしましょう。
Instagram以外の訴求方法
- 自社サイトで告知する
- 実店舗で告知する
- 他のSNSで告知する
「いいね!」やコメントを獲得する
投稿について「いいね!」を付けたり、コメントを付けたりしてくれたユーザーは、投稿内容に興味があることを意味します。 投稿ごとに、エンゲージメントの数を把握しておきましょう。自身の投稿に対して「いいね!」やコメントが付いた場合、画面の下の「ハート」をタップすることでそれらを確認できますが、具体的な数字は確認できません。 必ず個別で表示して、エンゲージメント数を確認しましょう。
エンゲージメントの確認によって、自分のフォロワーがどのような投稿に対して反応しているのか、ユーザーが興味を持ってくれる傾向があるのかがわかるようになります。 それを参考にして、今後の投稿内容を考えて、ユーザーとの関係性を高めていきましょう。
ハッシュタグの出現数を増やす
ハッシュタグは、投稿する写真や動画と関連性の高いものを付けることが一般的です。 自社に関するハッシュタグの出現数が多いほど、話題になったり認知度が高まったりしていることを意味しています。ハッシュタグの出現数が減った場合はその反対の状態を表しています。
そのため、ハッシュタグの出現数を定期的に把握して、目標値を設定しておくことも大切です。ハッシュタグの出現数は、ハッシュタグを検索することで把握することができます。
ハッシュタグの例
- 自社の名前
- 商品、ブランド
コンテンツの質とフォロワーの数を両立させる
初期は質の高いコンテンツを投稿することと、フォロワーを増加させることを両立させることが大切です。 どちらかが欠けても継続的にフォロワーを増加することは困難になります。最初はこの2つの指標で目標を設定することをオススメします。 投稿コンテンツの質は、エンゲージメント数の量で評価することができます。