TikTokの特徴・活用ポイントを紹介

 

TikTok」は、2020年のアプリダウンロード数ランキング1位となった大人気アプリです。名前は知っていても、実際に利用したことがない方も多いのではないのでしょうか。

TikTokとは?

TikTok(ティックトック)は、2017年あたりから日本国内でも若者を中心にユーザー数が増加しており、2018年6月にはアクティブユーザーが1億5000万人に達し、世界で最もダウンロードされたアプリとなっています。

TikTokの特徴

多くのユーザー(10代〜20代中心)に支持された特徴があります。

  • 動画撮影〜編集作業の簡易化
  • シンプルな操作性
  • TikTokからのレコメンド

動画撮影〜編集作業の簡易化

TikTokの特徴として、他の動画SNSのようにコンテンツ自体にオリジナリティが必要なことはなく、誰もがTikTokに参加しやすくするためにあらかじめ動画のテーマが決まっていたり、動画コンテンツの編集もしやすくしているので、アプリ内で全ての作業が完結できるようになっています。 今までの動画SNSへの参加のハードルを下げていることが成功の要因であります。

シンプルな操作性

TikTokのUIは一画面完結型でシンプルな画面構成です。動画画面内のメインボタンも「フォロー」「いいね」「コメント」「シェア」4つのみで構成されています。簡単に操作しやすいように動画再生画面はフリックで上下に飛ばせます。 興味がなければ次の動画へ遷移することができるので、TikTokから離脱させないような仕組みになっています。

TikTokからのレコメンド

現在のSNSの多くは人との繋がりを元に情報やタイムラインが表示されます。 TikTokの場合、TikTokがレコメンドするコンテンツを元に表示させているので、人との繋がりがなくても多くのコンテンツを閲覧することができます。 閲覧されたコンテンツに何らかのアクション(「フォロー」「いいね」「コメント」「シェア」など)をすることで、TikTokのAIがさらに最適なコンテンツをレコメンドしてくれる仕組みになっています。

TikTokの利用状況

TikTokについて、18歳〜69歳の男女1,738人に対する調査によると、

  • 「現在利用している」5.9%
  • 「利用したことはあるが、現在は利用していない」3.4%
  • 「どうんなものかわかるが、利用したことはない」13.2%

合算すると認知度は38.2%となりました。
他のSNSと比較すると利用状況、認知度は現時点ではまだ高くはないですが、今後さらに増加することが予想されます。

参照:「Tik Tok」の認知度は38.2%、利用率は5.8%
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1726.html

TikTokの広告について

TikTokの広告には、3種類あります。

  • #チャレンジ
  • インフィード広告
  • 起動画像広告

#チャレンジ

ハッシュタグ(#)を活用して広告主がお手本となる振り付け動画を公開し、その動画をみたユーザーが振り付け動画を真似るか、アレンジをつけて自撮り動画を作成して投稿します。

インフィード広告

TikTokの中で最もユーザーに視聴されている「おすすめ投稿」に表示される広告です。スマートフォンの全画面に表示されるので、自然な形で目立つ広告商材だといえるでしょう。

起動画像広告

TikTokの起動画面で全画面に表示する広告です。全てのユーザーに訴求できるので、最も強力な広告商材だといえるでしょう。1日1社限定のため、広告枠の確保やコストの問題も発生するので、配信のハードルは高いようです。