SNSマーケティングとは?わかりやすく解説

SNSマーケティングとは、SNSを利用したマーケティング活動を指します。 SNSを使用してユーザーに有益なコンテンツを提供し、直接コミュニケーションを取ることで、ユーザーの満足度や企業のイメージを向上させることができます。

SNSマーケティングの流れ

SNSマーケティングを行う中で重要なことは、主役は企業ではなくユーザーであることです。ユーザーを意識しないWebマーケティングを運用しても、多くの場合は、期待した効果は得られません。

SNSマーケティングの一連の流れ

SNSマーケティングの一連の流れ

SNSマーケティングの一連の流れ

 

「1.投稿コンテンツ」を「2.SNS」に投稿することで、「3.ユーザーに共感され」、さらに他のユーザーにコンテンツが「4.共有」される流れです。
結果として、Webサイトの「5.コンテンツへのユーザー流入」が期待できます。SNSマーケティングの最大の特徴である「6.エンゲージメント」を得ることで、企業イメージや商品イメージの向上が期待できます。
コンテンツがユーザーに共感されない場合は、「3.共感」以降の流れが途切れてしまうため、ユーザーを本位とし、いかに共感を得られるかがポイントになります。

エンゲージメントとは

エンゲージメントとは、企業や商品と消費者の深い関係性を意味する「愛着度」。消費者は愛着のある対象に積極的に関与し、購買行動に現れるため重要になる。SNSマーケティングが発達し、マーケティングに消費者の積極的な関与が見られるようになったことから、注目する企業が増加しています。

SNSマーケティングの効果

  • 自社サイト・ブログへのアクセス数が増加(66.6%)
  • Webサイトまたはメールでのお問合せ件数が増加(59.7%)
  • 新規顧客が増加(58.4%)
  • 既存顧客のリピート率が向上(53.8%)
  • 営業でのお客さまとの関係が向上(52.8%)
  • 検索エンジンでの自社サイトの順位が上がった(51.2%)
  • お客さまに対する社員の意識が向上(50.7%)
  • 顧客満足度が向上(49.1%)
  • 社員の会社への意識が向上(47.7%)
  • 自社ECサイトへの誘導率が向上(46.7%)

企業がSNSを運用したことで、多くの項目で確実に効果が現れていることが分かります。全体的に「お問合せ」「アクセス」「ユーザー増」に大きな効果が見られるため、SNSマーケティングが有用であることが証明されました。

このNTTコムリサーチによる調査では、2012年から2015年までのデータが確認できます。「新規顧客が増加」という項目では、2012年の29.6%から58.4%に大きく上昇してます。 「既存顧客のリピート率が向上」という項目で26.8%から53.8%に増加してる部分からも売上に影響しているといえます。

第7回 企業におけるソーシャルメディア活用に関する調査
https://research.nttcoms.com/database/data/001978/

複数のSNSを併用する企業が増加

1種類のSNSを運用している企業は減少しており、7種類以上を運用している企業が大幅に増加しています。 7種類以上運用している企業は全体の22.3%となっている。複数のSNSを運用する企業が増加する傾向にあることが確認できます。

第7回 企業におけるソーシャルメディア活用に関する調査
https://research.nttcoms.com/database/data/001978/