AMPとは?意味とメリットを紹介

 

AMPとは、「Accerelated Mobile Pages」の略で、モバイルページを高速で表示させるための技術です。

ページの表示速度はユーザー体験に大きな影響を与えます。スマートフォン(モバイル)では回線が不安定であっても、より高速なレスポンスが求められます。 高速化に関しては、さまざまな対策がありますが、サイト運営者だけでは難易度が高いものです。そのため、AMPプロジェクトが立ち上がりました。

https://amp.dev/ja/index-2021/

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AMP導入のメリット

WEBサイトの高速化に繋がるAMPですが、ページが高速で表示される他に、メリットがあります。

  • 検索結果画面でリッチな表示がされるため、クリック率の向上に繋がる
  • ユーザー体験が向上し、滞在時間の向上やCPA(顧客獲得単価)の減少が見込める

機能に制限があったAMPでしたが、開発が進むにつれて多くの機能が使用可能になっています。

検索結果画面におけるAMP表示

AMPページは、モバイル版の検索結果画面に「カミナリマーク」とともに表示されることがあります。

AMPページをタップすると、表示されたコンテンツを提供しているWEBサイトではなく、AMP Cacheでキャッシュされたページが高速で表示されるようになっています。

AMPページで得られる効果

表示速度が速くなることで、クリック率だけでなく滞在時間やCVにも影響を与えます。 AMPの公式サイトでは、成功例が紹介されています。

https://amp.dev/ja/success-stories/

WEBページがAMP対応であること自体は、ランキングシグナルにならないので、「AMP対応で検索結果順位が上がる」わけではありません。 しかし、表示速度が高速になることで、ユーザーのエンゲージメントを高めることができ、滞在時間やCV、獲得単価など、成果に繋がる指標を向上できます。

AMPについてまとめ

AMPは、高速での読み込み体験や検索結果画面のリッチ化といったメリットがあります。今後、AMPの仕様は大きく進歩していき、さまざまなWEBサイトで導入されていきます。AMP導入の事例が増えていくと、サードパーティツールによるAMP対応が進み、ますます導入しやすくなってきます。