Pinterestの特徴・活用ポイントを紹介

 

Pinterestピンタレスト)とは、気になったWeb上の写真や動画などを集めるブックマークのようなサービスです。コミュニケーションよりも自分の興味を優先させる傾向があり、他のSNSとはユーザーの行動や属性が大きく違うので、特徴を把握してマーケティングに利用しましょう。

Pinterest

Pinterest

 

https://www.pinterest.jp/

詳細な告知ではストーリーを活用する

Pinterestは、Webサイトを閲覧している際に興味を持った写真や画像を「ボード」と呼ばれるカテゴリ別に保存し、他のユーザーと共有することができるSNSです。こうして共有されたコンテンツを「ピン」と呼びます。

ピンを通じて他者とつながりを深めることができる反面、人との繋がりよりも「自身にとって興味がある対象を見つけること」に主眼をおいて統計されている点が特徴です。

Pinterestはユーザーのニーズを考慮する

Pinterestは「イベント」や「旅行の計画」、「ショッピング」、「趣味」に役立つアイディアなど、すでに顕在化したニーズを持っているユーザーが多く存在します。そうしたニーズに対して役に立つ情報を美しい画像で投稿することが、ユーザーのエンゲージメントを高める近道となります。

ユーザーを効果的に惹きつける

Pinterestでは投稿の拡散力が高いため、積極的にユーザーを巻き込み、投稿をリピン(他のユーザーがピンしたコンテンツを自分のボードにピンすること。)してもらえるように仕向けたいところです。 そのためには、自身のアカウントや投稿にユーザーが気付きやすい環境を用意しましょう。

リーチを増加させるためにキーワードを設定する

投稿は、画面上部の検索欄によりキーワードで検索することができます。 この際、説明文も検索対象に含まれるため、検索経由でのリーチを増加しやすいためには、投稿の説明文をしっかりと記述指定することが重要です。 投稿画面の入力欄に関連するキーワードをできるだけ盛り込んでおきましょう。 ターゲットのニーズを具体的に考慮しながら、検索されやすいキーワードを設定することがポイントです。

Pinterestでフォローしましょう

ユーザーをフォローしたり、ユーザーの投稿をリピンしたりすることも有効です。 フォローやリピンなどのアクションを行うと、相手には通知が届き、こちらの存在に気付いてもらえます。

自身に関連する対象などをフォローし、コンテンツとして活用するのが望ましいでしょう。フォロワーを積極的に巻き込むうえでは、ボードを他のユーザーと共有する「グループボード」を活用するのも1つの手法です。

分析ツールを活用する

Pinterestの法人向けアカウントでは、分析ツール「アナリティクス」が利用できます。画面の「アナリティクス」にカーソルを合わせ、「概要」をクリックして確認しましょう。

アナリティクスで確認できること

  • プロフィール
  • アプローチするユーザー
  • ウェブサイト(データを取得するためには、あらかじめプロフィールにWebサイトを設定しておく必要があります)

「プロフィールに追加されているピンやボードでユーザーに最も人気なアイテム」、「Webサイトからよく保存されているアイテム」をまず確認し、エンゲージメントとコンテンツの関連性を把握しましょう。

広告サービスの動向

Pinterestには広告ピン(Promoted Pin)と呼ばれる広告があり、ユーザーがPinterest内で検索をしたり、メニューからカテゴリ分けされた画像を見たりした際に、通常のピンされた画像と一緒に広告用の画像が表示されます。

広告を配信するターゲットのロケーションや言語、デバイス、性別などが設定できる他、リンク先や予算なども設定することができます。