YouTubeは動画の投稿を中止としたSNSの代表格です。他のSNSでも動画を投稿することはできますが、動画をメインコンテンツとしている点で大きく異なります。マーケティングの目的によって適切に使い分けましょう。
YouTubeとは?
YouTubeとは、全世界で10億人以上のユーザーに利用されている、人気の動画メインのSNSです。毎日60億時間以上も視聴されており、人気を集めた動画などの再生回数が億単位になることもあります。積極的にマーケティングに活用しましょう。
YouTubeのユーザーについて
デジタルコンテンツの利用率の調査によると、YouTubeの利用者数が6,288万人で3位になっています。
ブランド別リーチ&利用者数(2018年5月)
サービス | リーチ | 利用者数 |
---|---|---|
Yahoo Japan | 53% | 6,656万人 |
53% | 6,624万人 | |
YouTube | 50% | 6,288万人 |
LINE | 46% | 5,793万人 |
Rakuten | 40% | 5,023万人 |
参照:ヤフーとグーグルが利用者数トップ2、YouTube、LINEが猛追
https://boxil.jp/beyond/a5029/
注目は、パソコンからのユーザー数が9%であるのに対して、スマートフォンからのユーザー数はそれを大幅に上回る64%であることです。
- 全体(18歳以上):PCのみ9%・併用27%・スマホのみ64%
- 18〜34歳:PCのみ3%・併用22%・スマホのみ75%
- 35〜49歳:PCのみ7%・併用28%・スマホのみ65%
- 50〜64歳:PCのみ9%・併用30%・スマホのみ61%
- 65歳以上:PCのみ31%・併用31%・スマホのみ39%
参照:ヤフーとグーグルが利用者数トップ2、YouTube、LINEが猛追
https://boxil.jp/beyond/a5029/
日本においてデータでは、最も利用率が高いのは夜の時間帯ですが、朝の7〜9時という通勤・通学の時間帯に利用率が急増して、その後も帰宅時間にかけて高い利用率が継続しており、電車内や外出先などでかなりの時間、動画を視聴している事態が浮かび上がってくるのです。 結論として、外出中のスマートフォンでの視聴を意識して動画を制作する必要があると考えられます。
マーケティングに活用できる各種機能
YouTubeはただ単に動画が投稿・視聴できるだけのSNSではありません。 YouTubeでは動画の下部や動画の画面上にリンクを設置することが可能です。タグやカテゴリなどのメタデータも設定でき、検索によるリーチも狙えます。 注目するべきは「チャンネル」と呼ばれる独自のページを作成できる点です。チャンネルには動画を自由な配置で掲載できるため、カスタマイズ次第で効果的にPRできるでしょう。
YouTubeの動画広告のメリット・デメリット
YouTubeの動画広告としては、ユーザーが一般の動画を視聴する前などに再生されるインストリーム広告が代表的です。他のSNSはタイムラインに広告が表示されてもスクロールで無視できますが、YouTubeのインストリーム広告は動画の再生画面自体に大きく再生するため、ユーザーにはしっかり閲覧されます。
YouTubeのインストリーム広告では初期状態で音声が再生される本格的な動画広告です。ユーザーにしっかりと動画自体を見せたいマーケティングには最適な媒体となります。
YouTubeの動画広告では、ユーザーをWebサイトなどに誘導することよりも、ブランディングなどの目的で活用するほうが望ましいといえるでしょう。