Instagramでプロモーションを行う場合、ハッシュタグの活用が必要不可欠です。Instagramでは、ユーザーが投稿をハッシュタグで検索することが多いため、ハッシュタグがそのまま検索ニーズになると考えていいでしょう。ターゲット層が使用するハッシュタグを想定して、投稿に設置するようにしましょう。
ユーザーのニーズからハッシュタグを考える
シェア機能のないInstagramを活用して拡散するために必要なのがハッシュタグです。他のSNSとは異なり、Instagramでは基本的には、投稿されたコンテンツの内容に関しては、ハッシュタグでしか検索できません。 ハッシュタグさえ効果的に活用できれば、プロモーションで大きな効果が期待できます。
Instagramでは、ユーザーの検索がハッシュタグに集中するので、「検索されるハッシュタグ=ユーザーのニーズ」と考えて良いでしょう。 ターゲットとしているユーザーが、どのようなハッシュタグで日頃検索しているのかを想像することが重要です。
ユーザーのハッシュタグ使用方法
18〜39歳の女性ユーザーを対象にした調査を確認しましょう。 よく取り入れるハッシュタグの活用法を確認すると、「フォローすべきアカウントを探す」「ブランド名などの固有名詞で最新情報を確認する」などにハッシュタグが活用されている事態が伺えます。 ユーザーの私生活を具体的にイメージすることで、より適切なハッシュタグをイメージできるでしょう。
- 趣味や関心テーマのハッシュタグから、フォローすべきアカウントを探す(52.2%)
- 店名/ブランド名などの固有名詞ハッシュタグで、最新情報を確認する(47.5%)
- 店名/ブランド名などの固有名詞ハッシュタグで、写真や口コミを参考にする(46.7%)
- ハッシュタグから、最新トレンドを探す(34.8%)
- ハッシュタグ・サーフィンを楽しむ(32.6%)
- 季節行事ハッシュタグで季節イベントの情報を探す(22.6%)
- ハッシュタグで、お得情報を探す(12.5%)
- その他(0.7%)
- ハッシュタグ検索は利用しない(18.6%)
参照:10代~30代女性のSNS利用スタイル調査を実施
https://www.comnico.jp/news/sns-research-20181204
人気のハッシュタグが効果的とは限らない
投稿数の多い人気のハッシュタグを中心に使用して集客しようとするのは、効果的とは限りません。それではターゲットとするユーザーにリーチさせることは困難です。よく使用されている人気のハッシュタグが効果的だとは、一概には言えません。
ハッシュタグの目的とは
そもそもハッシュタグを使用する目的を考えましょう。 アカウントによって目的が想定されていますが、最終的にターゲットユーザーに、自身のサービス・商材の情報を知ってもらい、商品購入などの行動を起こしてもらうことでしょう。
つまり、このような成果をもたらしてくれるハッシュタグは競合が多いため、投稿したコンテンツはすぐに他の投稿に埋もれてしまいます。 当然、ユーザーの目には入りません。もし目に止まってもユーザーの求めるコンテンツでなければ効果を発揮しません。 ユーザーによる成果が見込め、それなりにニーズがあり、それほど競合がないハッシュタグを使用することがポイントになります。
ハッシュタグを考えるために必要なこと
効果的なハッシュタグを考えるためには、「どのようなユーザーにリーチしたいのか」ということを考えましょう。 この考えが漠然としてしまうと、効果的なハッシュタグを絞ることができません。
Instagramは同じ嗜好をもったユーザーを見つけることが大きな要素です。 このような心理で検索しているユーザーを取り込むためには、リーチしたいユーザーについて考えましょう。コンテンツにとって自然なハッシュタグを検討する必要があります。
リーチしたいユーザーについて考えること
- どのようなことに興味を持っているか?
- どのようなキーワードで検索しているのか?
ハッシュタグを一度に多用する
ユーザーとの接点をより多くするためには、やはりハッシュタグを複数使用することが重要です。他のSNSとは違いInstagramではハッシュタグを多用するのが普通なため、一度に多用することによって、ひんしゅくを買うことはありません。
ハッシュタグを11個付けたときの反応率が最も高いというデータすらある
1枚の画像につき最大30個までハッシュタグを付けることができるため、コンテンツに関するハッシュタグを、さまざまな角度で複数考えましょう。