Twitterでマーケティングを開始する際に、予め目的と目標を設定しておくことが重要です。設定していないと、「何をどうツイートしたら良いか？」「Twitterの運用がうまくいっているのか検証ができない」となってしまいます。 目標を設定するために指標を把握しておきましょう。
Twitterにおけるエンゲージメント
Twitterの目標設定を考えるうえで「エンゲージメント」という概念は重要になります。企業や商品やブランドなどに対してユーザーの繋がりや関与を意味する言葉ですが、Twitterにおいては、アカウントに対するフォロー、企業が発信したツイートに対するクリック、リツイート、返信、「いいね」などのユーザーの行動を指します。
こうしたエンゲージメントが得られると、ユーザーとの関係性が深まり、リツイートなどによってより多くのユーザーにリーチすることができるようになります。 ツイートした情報の拡散に繋がりやすくなるため、Twitterを運用していくうえでエンゲージメントを高めることは非常に大切な要素になります。
ユーザーの心を動かし、エンゲージメントが得られて初めて、SNSマーケティングの強みが発揮できるでしょう。
フォロワー数を増やす
Twitterにおけるエンゲージメントといえば、フォロワーです。ツイートを閲覧するためなどの目的でアカウントをフォローしたユーザーのことを、そのアカウントにおいてフォロワーと呼びます。
自身のアカウントのフォロワー数とは、自分のツイートの購読者数と同じような意味を持ちます。
このフォロワー数が多いほど、ツイートした時により多くのユーザーに見てもらえる可能性が高くなります。
そのため、まずはフォロワー数を増加させることが優先すべき課題の一つです。
フォロワー数はツイート毎にカウントすることはできませんが、Twitterアカウントがどれくらい成長しているかを把握する際の参考となる指標です。
「いいね」数を増やす
「いいね」とは、ツイートに対して興味や関心を示すため行われるエンゲージメントです。 配信したツイートに他のユーザーから「いいね」を付けられた場合、そのユーザーにとってそのツイートが価値のあることを意味するため、配信したツイートの効果を測定する指標の一つとして使用されます。
リツイート数を増やす
Twitterマーケティングの成否を左右するエンゲージメントこそ、このリツイートです。リツイートとは、自分や他のユーザーのツイートを自分のタイムラインに再投稿する行為のため、「自身のフォロワーと共有したい」「フォロワーに知らせたい」とユーザーが思ったツイートに対して行われます。
配信したツイートが他のユーザーにリツイートされると、より多くのユーザーに閲覧されるので、Twitterアカウントをフォローしていない人にも情報を拡散する可能性が高まります。 投稿したツイートの効果を直接的に測定する重要な指標です。
